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お待たせしました
それでは、この間の続きです。


みなさんは、『ブロークン・ウインドウズ現象』と言うのを知っていますか?
「窓の割られた車」を街に一台放置しておくと、その近所では急激に他の凶悪犯罪も増えるという現象のことで、アメリカのケリング博士(犯罪学者)が1972年にそう名づけたそうです。

実際の調査で有名なのは『郵便受け実験』。これは、家の郵便受けの近くの壁に落書きがあったり、付近にゴミが捨てられていた場合、その郵便受けから郵便物が盗まれる割合が25%にものぼったそうです。
ゴミや落書きが、節度ある大人の多くを泥棒に豹変させるというのです。
しかし、周囲をきれいにすると窃盗行為はすぐになくなったのです。
同じようなレポートは、世界中から報告されています。

では、なぜこういった悪の連鎖を止められないのでしょう?

たとえば、もし家の前に窓の割れた車がずっと放置してあったら、あなたならどうおもいますか?
 
「みんな見て見ぬふりだ。この周辺では いざと言うときに自分は誰からも守ってくれないのだろうか?」
などと不安な気持ちになるでしょう。
些細なことであっても、それが放置されている様を見せられ続ければ だんだん神経質になったり自己防衛本能や恐怖に反応する交感神経がピリピリし始め、それが高じたときに暴力的になったりするのではないかと考察されています。
つまり、ポイントとなるのは落書きや割れた窓そのものと言うより そういった小さな乱れが いつまでも『放置』されている状況にさらされる不安ということです。

人は、短く強いストレス以上に、弱くても長く続くストレス=この場合は「社会的放置(ネグレスト)」に対してとても敏感にできているのです。

また、心理学では 他人の行動を反射的に真似ることを『モデリング』と呼んでおり、このモデリングは短期間では起きず、一定の長い期間を必要とします。
ブロークン・ウィンドウズ現象はモラルの低下を長期にわたってモデリングした結果、悪の連鎖が発生するのではないでしょうか

日本でも2001年に札幌中央警察署がこの心理的作用を利用して、環境浄化総合対策にブロークン・ウィンドウズ撲滅を織り込み、歓楽街すすきので駐車違反を徹底的に取り締まったのを覚えてますか?
これによって、路上駐車が3分の1以下に減少したのは当然ですが、二年間で凶悪犯罪を15%も減少さることが出来たのです。


ゴミの投げ捨てや落書きなどの悪いものを長期間放置することによって、人は知らず知らずのうちに不安を感じ、傷つけられ、攻撃的になるのです。

まさに息子の行った「道端のゴミを拾う」と言う小さな行為は、
実はこういった事につながるのではないでしょうか。
彼の行いは単純なことですがメンタル的にもとっても良い事だったのです
やるじゃん、息子!
親の顔が見てみたい?

はいはいはーい!私で~す♪  





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2012.03.14 / Top↑

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